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Hotel California　1977年リリース

イーグルスは、アメリカ西海岸の歌姫リンダ・ロンシュタットのバックバンドだった腕利きの骨太な男クサいロックグループです

「Desperado:ならず者」「呪われた夜」に続いて大ヒットしたのがこの曲

爪弾くギターのメロディーが１分近く続くイントロ…このパート、ギター13本分の音をミックスして作ったのだとか

折り重なっていく響きに聴き惚れてしまう前奏です

そして、ドン・ヘンリーさんがドラムスを合図にハスキーな声で…

♪On a dark desert highway

Cool wind in my hair

Warm smell of colitas

Rising up through the air

宵闇の渇いたハイウェイの風が髪をゆすり、コリタスの甘い香りが立ち込める

（コリタスはサボテンだけど、葉先だけの上質なマリファナの隠語とも）

何となくレゲエ調？

マリブビーチで浮かんだ曲を元に、詞が決まるまで仮タイトル「メキシカン・レゲエ」で制作を進めたそうです

たどり着いたホテル・カリフォルニアで享楽にひたる日々、謎めいた出来事が次々と

ワインを頼んだのに「スピリット（蒸留酒）は1969年以降一切置いていません」（アメリカやロックのスピリット=精神？）と返事をする給仕

出口を求めてさまよえば「宿命を受け入れるんだ、好きな時にチェックアウトできるが、決してここを離れることはできない」と夜警に告げられて、途切れたようにボーカルがストップ（人生をチェックアウト？）

そして、エンディングは２分近く、２本のギターがむせび泣くようにからみ合いながらフェードアウトしていきます

ミステリアスな歌詞❗

渇いた音で胸をかきむしられるようなギターの響き🎸

音楽の迷宮（ラビリンス)　ね❗

皆さまも白夜の迷宮（ローマ）をさまよってみませんか

お待ちしてます♪

🍀美玲🍀