オリビアを聴きながら　杏里

1978年リリース

シンガー&ソングライター尾崎亜美さんが書き下ろした、杏里さんのデビュー曲

曲名の“オリビア”は、「フィジカル」「そよ風の誘惑」などを歌ったオリビア・ニュートン＝ジョンさんのこと

♪お気に入りの唄 一人聴いてみるの

オリビアは淋しい心なぐさめてくれるから

ジャスミン茶(ティー)は 眠り誘う薬

私らしく一日を 終えたいこんな夜

ゆるやかなメロディーとやさしい歌声が、眠れない夜を過ごす女性の心にそっと寄り添ってきます

♪出逢った頃は こんな日が

来るとは 思わずにいた

making good things better

いいえ すんだこと 時を重ねただけ

疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの

ひとりぼっちの夜にオリビアの歌を聴きながら、愛された自分もはかない幻のようだったと、自分自身を見つめ直すひと時

尾崎さんは「本当は弱くて誰かに頼りたくなってしまう…そんな⾃分を変えたい、⾃⽴した⼈間になりたい」という思いを曲にこめたそうです

でも、この曲をレコーディングした時、杏里さんはまだ16歳、高校生の頃でした（17歳でデビュー）

尾崎さんのメッセージが杏里さんのどこか頼りなげな真っ直ぐな歌声で、聴く人にすっと届いてきます

今でも杏里さんの16歳の歌声を聴いて、美玲さんはふっと肩の力が抜けるのです

音楽が伝える力って凄いですね

シティ・ポップがSNSを通じて再発見される今、この曲が遠く離れた世界のどこかで誰かの夜をそっと癒しています

皆さまもローマで癒されてみませんか

明日からまたお待ちしてます

🍀美玲🍀