「すごいね」って言葉が嫌いだった

私がすごいと言われる時は

なんでもこなしていたり
年齢の割に経験や出来ることが多かったり
何かで高得点を取れるとき。

でもそれは全部努力で、才能なんてないの。

めっちゃ勉強したし
できるようになるまで泣きまくったし
寝る時間おしんでこなしたし
昔は苦手だった人に聞いたり関わって教えてもらったりしてできたこともある

本当に優れていて、賞が取れて、他に敵無しみたいなことが無い。全部中の上。

努力できることは今となっては1種の才能とは思うけど
自分の中で特に負けないほど秀でたものがないから
すごいって言葉が嫌いだった



根本的な考えは家庭内ではすごいと評価されることがどんなに頑張ってもなかったからだとは思う。


反抗期とかでもなく、シンプルに受け入れられない

「あなただって頑張ればできるのに」
「人より少し出来てもトップじゃないから凄くはない」
「本当にすごい人にはすごいねって言えないじゃん」

ってずっと思ってた


けど最近少し価値観が変わることがあって

仕事を終わらせすぎて手持ち無沙汰だった上
「なちかちゃんいつも頑張ってるし少しは休んで」と言われて
自分って価値ないのかな、仕事がないから必要ないのかなと不安になって友達の前で大号泣して困らせたことがあった。

でも友達は引くことも慰めることもせず

「普通人ってさ、目標を達成するのがまず大変で、それを当たり前にこなしてる貴方はみんながやりたくても出来ない境地にいるんだよ。どうやっても追いつけないの。悩みが「仕事を終わらせすぎてやることがないこと」なんて高度すぎんだよ、私なんて常にどうサボるかしか考えてないし期限ギリギリまでやんないんだから。齢20でそこにいるんだよ、凄すぎるよ。」

って言ってくれた

初めて凄いって言葉をその時受け入れられた

なんか腑に落ちたというか
私って凄いんだってそのまま思えた



ちょっとは大人になれたのかもしれない

友達も友達で30年も生きてないのにその言葉つらつら出てきたのも大人だよね

改めて尊敬した?

まだまだ自分の理想には追いつけないし

未だに仕事がないと不安になって常に予定を入れちゃって

休める時に休めと周りから怒られてばかりだけど


前よりはすごいねって言われて
素直にありがとうって言えてるの。


少しづつ評価を受け入れて
自分を愛せたらいいなぁ


ってちょっと思ったから書きたかった、という自分語り日記